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2008.1.15 藤田ピョン 英国訪問リポートVO2 2007 11/4〜11/9 in United Kingdom
ヒースロー空港からはレンタカーを借りて今回の旅は始まりました。
なんと言ってもイギリスには始めて来たもんだから右も左も全くわかりません。
事前にiPotに入れて来た地図と地球の歩き方(イギリス)の本だけを頼りにアタックイングランド。
英語だってアタックイングリッシュってな感じでスタートはきったものの英語なんて早くてとても聞き取りができません。
しかし、ここに来た以上何とかするしかないでしょう?こんな感じでの珍道中の始まりです。
まあ皆さん今回もお付き合い宜しくお願いいたします。

出国する前に国際免許を申請し免許を取得。
(ブラックリスト)では無かったようだ!
無事レンタカーを借りての初ドライブ。
レンタカーもここイギリスでは9割がM/T車、ATもあるようだが値段もM/T車の1.5倍ぐらい高く設定してあるし、借りる人もほとんどがM/T車。
「A/T限定免許なんて絶対にない」 とこんな世界でした。

今回の旅の目的は、イギリスの車社会の歴史を根っこから探りたくなりやって来ました。
以前、トミーカイラの解良喜久雄氏から「藤田君、将来的に車の仕事をするなら若いうちにイギリスに一度行って来たら良いよ。視野を広げる為にはピッタリの国だからね。自動車に関するすべてのものは何だってあるんだから」とアドバイス頂いた事がここ何年も心に残りチャンスがあればと思い続けておりました。
そんな矢先にチャンスは訪れ実現したのでございます。

まず、クルマの歴史を知る上で最も重要な事があります。
それはこの国の歴史的文化を知る必要がまず始めにあるのです。
旧大英帝国(イギリス)には多くの歴史的建造物や世界遺産が数多く残っています。
まずはこのあたりから探って行くことにしましょう。

ロンドンから南西に車で約2時間30分のところにそびえ建つ大聖堂があります。
ソールズベリ大聖堂は、イギリスを代表する大聖堂のひとつで塔の高さは123mもあり、英国最高を誇る建物。
この大聖堂は1220年から1258年にかけ建てられ建築スタイルはイングランド初期ゴシック様式で統一されています。
「今からちょうど750年前の建物なんだ!」そんな大昔に建造技術を構築させ現代に残している訳だからすばらしいね!

こちらは世界遺産のストーンヘンジ。
様々な人の想像力を茂樹する謎の巨石建造物、もともとは円形の塚という構造だったらしいが、紀元前2900年頃には塚に沿って56本の木の杭が立てられ現在巨石が置かれている位置には木の祭壇が作られていたと言う。
巨石は約30km離れた場所から、小さい石ははるか200km先のウェールズ南西部から運ばれたと言われている。
クルマや重機が無い時代にだ!どうやって運んだのでしょうか?不思議です。

このようにモノを生み出し形にして行く発想や技術がこの時代にすでに確立されていた訳ですね。
産業革命が起こる随分前の事だからね!凄い訳だ。

次回も歴史についてお話しをして参ります。クルマの話しは随分後になりそうだね。
では次回もお付き合いの程宜しくお願いします。

By藤田ピョン

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